塾に通わせ、習い事をさせ、育児本を読んで研究!
親は我が子を「できる子」に育てようと奔走します。
でもその努力、実は逆効果かも??
あなたの子育て、間違ってるかもしれません!
今・・・話題となっている「あるお家」のように教育環境はとても大切だと・・・・
つくづく思うこの頃です。
両親とも高学歴エリートの家庭は危ない!
「とんびが鷹??」と思える親御さんの子どもがやけに優秀と言う事例は数多くあります。
知識を入れて出すだけのロボットのような、自分の頭で考えない子供が最近目立って
きていると言われています。
ご両親が高学歴で医者・両親共に教師という家庭でも、多くの場合子育てはうまく
いっていないようです。
自分が優秀な人は、息子のやることがいちいち気に障り、その上、できない人間の
気持ちが理解ができなくて、すぐに「バカだ」、「どうしてできないんだ」という言葉を
発してしまいがちです。
子供のほうも、どんなに頑張っても、良い成績をとっても褒めてもらえなければ、
勉強をしてもちっとも楽しくありません。
小さい時からずっと「負け犬」精神を刷り込まれてしまったら、もう学習意欲も
萎え切ってしまいます。
逆に、学歴コンプレックスを持っている親は、子供に期待を寄せすぎてスパルタ教育を
してしまいがちです。
これこそ大きな間違いです~~ww
小さい頃から英語とか、算数とか、偏った学習をゴリゴリやらせてもダメなんです。
情操教育で人としての土台をしっかり作る前に一方的に知識をつめ込んだら良い結果が
出るはずがありません。
勉強はものすごくできるけれど、人間的に変な自己中心的な子たちが大人になって
国の中枢で働くことになると思うと、何とも末恐ろしいです。
学校の先生をしていると、家に帰っても生徒に接するのと同じように、
教訓的なことばかり話してしまう親って、子供は学校でも家でも
お説教ばかり聞かされて、もう参っちゃいます。
先生といっても、親が幼稚園の先生の場合、子供は割合良い方向に
育つそうです。
幼稚園での仕事が終わって帰ってきて、自分の子供も同じように育て
なくちゃいけない、という意識を強く持って接すると・・・・
自然と密度の濃い接し方を心がけるので、幼稚園の先生の子供は
たっぷり愛情を受けることができるとも言われいます。
子がグレる理由は親にある!
干渉が多かったり、逆に過保護にしてしまったり……
要するに、親が子供の力を信じていないタイプの親の子供は、
自分から動かなければいけないという意識に欠け、自主性を
失ってしまいます。
学習方法も安直で、物事を深く考えることができません。
知識はあるけれど、感性が貧弱で、興味があることを追求していく力が
弱いとも言われています。
放任主義の親!
子供の意思を尊重することはもちろん大事なことですが、自由にさせてしまえば
子供は当然だらしなく、自己中心的に育ちます。
そういった子どもは、早起きできなかったり、きちんと食事を取らなかったりと、
不規則で怠惰な生活を送ってしまいます。
圧迫系の育て方をされた子供は、消極的で、困難にぶち当たるとすぐに逃げる
臆病な性格になってしまいます。
常に兄弟姉妹と比較されてきたり、父親が絶対的権威を振りかざす息苦しい
家庭の出身者です。
親子で性質が似てしまうケースもあるようです。
神経質な親の子供は、同じように神経質で引っ込み思案になるし、自己中心的な
親の子供は、やはり利己主義的で人の気持ちを汲み取れない子供になります。
この記事を書きながら思い浮かべられるのが「あるお家」の教育です。
教育を間違えるととんでもない方向へと進んでしまいます。
親も子も決して幸せな道を歩む事は困難になります。
母の胸が一番!
できる子供の親とできない子供の親の一番の違いは・・・・
親の育て方・接し方に、いくつかの共通した特徴が見られるようです。
小さい時に十分な愛情を与え、スキンシップをとって育てたかどうか
なんです。
頭の良い子供、自主的に勉強できる子供に育つかどうかは、中学生までに
親がどう関わったか、それによってどのような脳が作られたかで決まる
そうです。
思考とは創造!
より柔軟で応用的に物事を考えるには、キャパシティの大きな脳が必要です。
中学時代、13~15歳の脳というのは、人の一生の中で最も活性化していて、
新しい知識を貪欲に吸収できる時期です。
そして、15歳をピークに、脳の成長の勢いはどんどん衰えてしまいます。
それまでに、「シナプス」と呼ばれる、情報を吸収・伝達するところを
たくさん作っておくことが大事なんだとか・・・・
シナプスは、新しい知識に触れると刺激されて形成が進みますが、
これを増やす前提として、幼少時に母子の絆を確立することが重要の
ようです。
子供にとって「母の胸」は一番安らげる場所です。
そこにホームグラウンドが確保されれば、子供は安心して冒険に出て行けます。
塾より部活が大切!
子供の頃の学習は、冒険、つまり「遊び」の中でこそ意味を成します。
楽しいと感じれば、脳は活性化し、グングン新しいことを学べるのです。
逆に楽しくなかったら、何を見ても聞いても知識は深く根付きません。
小さい時から塾に入れてしごいたとしても残念ながら本当に
頭のいい子は育たない!
逆に言えば、勉強嫌いな子供でも中学生までなら立て直すのは可能
だということです。
親が変われば、子供も変わる!
成績が悪くても「やればできる」と子供を信じ、成功したら褒めてあげる。
そして・・・たとえ失敗しても頭ごなしには叱らず、なぜダメだったか、
次からはどうしたらいいのか、一緒に解決策を考え、勉強は自分のために
するものだということをよく言い聞かせてみる。
そうすると、子供は目的を見出し、自分から勉強に向かっていくようです。
子供の学習能力は、親から受け継いだ遺伝子からも、もちろん影響を受けます。
しかし、育て方によって、子供の力はいくらでも伸びるのです。
「ダメな子はいない。しかし、ダメな育て方はある」
まとめ
最近、「あるお家」の教育のあり方を問われている情報を目にします。
教育って大切なんだと・・つくづく思います。
親の背中を見て子は育つともよく言われます。
子どもは未来の”宝”です。
親も子育てを楽しみながら共に夢を描いて活きましょう!
~一魂こめて~