子どもの貧困率が低いデンマークの5つの対策とは?

2018年11月16日

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子ども

日本では貧困家庭に生まれた子ども達が、お金がないために十分な教育を

受けられなかったり、働くために進学を諦めたり、

必要な医療を受けられなかったり・・・

そのため、子ども達自身も将来的に貧困に陥ってしまう「貧困の再生産」が

大きな問題となっているのが現状です。

子どもの貧困のないデンマーク

2016年11月末、いわゆる「子どもの貧困」をめぐるデンマーク大使館の
ツイートが話題を呼びました。

 

2012~3年の各国の「相対的貧困率」を比較したOECDのデータによると、
その値はデンマークは4.2%、日本は56%と最悪の値でした。

 

全体の子どもの貧困率でも、デンマークは2.7%で最低。

 

日本は16.3%と加盟国の上位に位置し、日本の子ども貧困率は、
想像以上に深刻だと言えるようです。

 

貧困家庭にいる子どもは、実に7人に1人、約325万人いるとされています。

 

いったい、デンマークはどういう方法でここまでの状況を成し遂げたのか
興味が湧いてきました。

デンマーク子供

 「子どもは社会が育てるという価値観が根付いているんです」。
デンマーク大使館の広報担当者はBuzzFeed Newsの取材にそう語る。
「親がどんなに貧困であろうと、子どもが希望すれば学べる。
どんな子どもにも平等にチャンスがあるべきと考えているのです」

 

デンマークの仕組みとは?

 

 

デンマークではそういった事態を防ぐための仕組みが充実しているようです。

出産

出産:たとえば、出産にかかる費用は無料。

また、母親は18週間の産休を取得できるようです。

教育

教育:大学院まで学費が無料。

小中学校は公立学校なら学費はなし。

大学はすべて国立で、院まで無料です。

日本のように教科書代などを支払う必要もない。

さらに、親と別居している学生全員に月額10万円弱の給付金が支給され
高度医療を含む、すべての医療は無料だそうです。

医療保険制度

医療保険制度:1973年に廃止され、税金でまかなわれています。

不妊治療や人工授精、海外でしか受けられない治療も公費負担だという。

また、介護も必要なサービスを行政が提供している。

待機児童

待機児童:ゼロ

保育制度も充実しているなど、「働く親」に優しい国であることも、
日本との大きな違いのようです。

担当者に待機児童について聞くと、「そもそも待機児童という概念自体、存在しません」と
話されているようです。

ひとり親家庭(主にシングルマザー)の子どもの貧困率が高い日本では、
子どもを保育施設に入れられないことが、働き手の負担や子どもの発育に
悪影響を及ぼすとされています。

一方のデンマークでは、行政が保育施設を提供する義務を負っており、
待機児童はいないのです。

さらに、低所得者(年収約250万円以下)は無料で利用できる。

最低賃金

最低賃金:1650円

物価は日本より少し高いくらいだが、最低賃金は1650円だそうです。

また、デンマークでは同一賃金同一労働が徹底されている。

これもまた、貧困世帯の働き手が非正規雇用などに就かざるを得ないことで、
貧困を脱せなくなっている日本との違いだとも・・・

所得の再配分機能が日本よりも機能しているのだと言えます。

 

困っている人がさらに苦しまないように、社会でケアを提供されているようです。

 

医療費や介護費、年金は保険制度ではなく、誰もがサービスを受けられるよう
税金でまかなわれているのです。

その分、消費税は25%、所得税の平均も35~48%と日本より高いようです。

自分のお金が知らない子どものために使われるのを嫌に思う人はいないのだろうか?

「同じようなケアを自分も受けてきたし、自分の両親も受けてきたと思える人が多い。
そして、それを未来の子どもたちや、
自分に何かがあったときのために支払っていると思っているんです」

デンマーク子供

その根本には、子どもは将来、社会を支える存在になるという考え方があるという。

「もちろん、貧困率はゼロではありません。
でも、できるだけゼロに近づけようとして、
戦後ここまでの状況を築き上げてきました。
格差が世代間を超えて連鎖することを防ごうと取り組んできた成果です」

デンマークでは、1970年代からこうした取り組みが積極的になされてきたようです。

一方の日本では、ようやく議論が始まった段階です。

12月22日、厚労省は国内で2016に生まれた日本人の子どもが98万1千人の見込みだと発表しました。

統計が始まった1899年以降、100万人を切るのは初めてだと言われています。

子どもを産み、そして育てることが難しいという状況は深刻さを増しているのです。

それだけではなく・・・・

NHKの「貧困女子高生」報道にバッシングが集まるなど、問題への無理解も未だに
根強い世の中で、子ども達が、当たり前に生きられる世の中。

そして当たり前に育てられる世の中にするために、何ができるのか?

「親」としての危機感を持つことこそが、最初の一歩になるはずです。

自分を守るのは、子供を守るのは・・・

社会が悪い、学校が悪い・・確かに今の世の中で生き抜くのは大変です。

自分を守るの「自分」しかないと自覚して情報弱者にならないように・・
活きる知恵を磨いて欲しいと切に願います。

一魂こめて・・・

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